世界最大級旅の祭典
【ツーリズムEXPOジャパン】(東京ビッグサイト)のJTBブースにて
古民家ツーリズム推進に向けた
JTB 田川会長と全国古民家再生協会園田理事長とでの包括協定が結ばれました.
この包括協定は
・古民家を有効に利活用すること
・滞在型・体験型のプログラムを開発すること
・地域コミュニティとの交流を喚起すること
・古民家再生地域の観光行政・DMOと連携強化すること
・古民家再生地域の広報・PRを行うこと
・古民家ツーリズムの発展や活性化に関すること
政府が示す
「明日の日本を支える観光ビジョン」でも提唱されているように
国内旅行消費額の拡大や
インバウンド4,000万人時代を見据えた観光先進国への進化には
地方創生の礎ともなる観光資源のさらなる魅力アップと
地域の関係人口・交流人口の拡大が不可欠と考えられています。
その一方で
地域の人々との交流促進につながる
国内ロングステイを含む滞在型観光においては
滞在施設の不足・施設情報の不足等の課題があります。
現在全国には約1,000万戸の空き家があり
そのうち木造住宅の約1割程度が古民家と推定されています。
観光施設としての古民家の役割や価値はもちろん重要ですが
さらに宿泊施設として利用できる古民家は
滞在経験そのものが貴重な観光資源となるかけがえの無い有形資産です。
古民家はまた、短期滞在から長期滞在まで幅広い期間の利用も可能で
日本人はもちろん外国人観光客にとっても、
思い通りの時間を過ごしながら
日本の文化や日常生活に触れる機会を提供します。
そして、地域でのロングステイは経済効果を生みだすばかりでなく
地域の人々との交流を育み、新しい交流文化を創出するきっかけとなります。
今回の協定で
遊休資産となっている古民家の利活用に取り組むことで
地域の空き家率抑制に貢献するとともに
自然・文化・歴史とのふれあいや人々との交流の創造を通じて
古民家ツーリズムの活性化、地域の活性化に取り組んで参ります。
第一弾の強化地域に
「滋賀県長浜市・米原市地域」を指定させて頂きました。
これから年度内に4地域を指定して参ります。
全国に力強く【古民家利活用】発信します。