地域力創造アドバイザーとして井原市へ
「空き家アドバイザー協議会」の例会にお伺い。
その理念と夢のお話をさせて頂きました。
私は
「お金のつながりは脆い、理念のつながりは強い」と考えています。
日本の会社は
忠誠心、仲間意識、平等の意識から成り立っていた時代から
企業となり、株主を見ながら一番に利益追求するように変わってきました。
共通の目的意識をもち、
協力して困難を乗り越えてきた姿が薄まりつつあります。
ビジネスである以上利益の追求は決して間違ってはいないのですが
利益の追求のために「チームの共通の文化・歴史的価値観が大事」です。
価値観を大切にせずお金だけでつながっていると
困難な状態に陥った時にチームは
協力して乗り越えようとしてくれるどころか逃げ出してしまいます。
大事は上手くいっている時でなく困難の時です。
お金でのつながりでは人間関係にゆがみが生じてもろく成りがちです。
最初に困難があり、それを共に乗り切ると未来に強く居られるのです。
地域活性化=まちづくりをする時に
「儲かるから」ではなく「未来の子ども達に残したいから」と考えなきゃいけません。
地域が元気に成り、その中心に居た人がブランディング(地域から信頼)され
「利益がついてくる」のだと思います。
この考え方は「遠周りではなく近周り」なのだと考えています。
私はそうやってチームを創ってきました。
「古民家再生協会」を創ってきた経験を活かして
「空き家」「NCCC」「DAO」等のまちづくりチームを構築していきます。
お金を追わないことは難しいことです。
みんな「お金は大切」ですから「偽善者」「ひとたらし」と考えられてしまいます。
お金より大切なコトは何か?
健康?もちろん健康は大事なのですが、ちょっと違うように思います。
「未来の子ども達の為に」なのだと思います。
私はお酒を酌み交わしながら
誰がその理念を引き継ぐのか?「後継者」のお話を議論します。
会社がお金儲けの手段でなく、未来の子ども達の為にを一番に考えるなら
会社の活動にそれは一番大切なコトだと考えています。