三原市の瀬戸内醸造所へ
地域のぶどうを中心に果物を使ってワインを作っています。
なにより太田オーナーの想いがいい。
ワインだけを売るワイナリーではありません。
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瀬戸内の価値を日本へ、世界へ。
地域を元気にするためには、産業と雇用を生み出すことが重要である。
しかし既存の枠組みの中では、現状の悪化を食い止めるのはかなり厳しい。
地方創生の仕事に関わるたびに、そう痛感しています。
このはがゆさに対して、
「みずからが直接働きかけていきたい」という前向きな思いで、
瀬戸内醸造所を立ち上げることにしました。
全国的な知名度は高くはありませんが、
瀬戸内は古くから生食用ブドウの産地でした。
私のふるさと、広島県三原市近隣にもブドウ栽培の盛んな地域があります。
ところが高齢化により、
その歴史や文化の継承が難しい農家が増加していると耳にしていたのです。
瀬戸内の食文化を継承しながら新しい価値観を加え、さらに進化するために……。
私が出した答えは、
瀬戸内海で栽培されたブドウの味わいを活かしたワインづくりでした。
世界中の人がワインを含む瀬戸内の食文化を楽しむようになれば、
おのずと雇用が生まれるでしょう。
代々の畑や家業を継ぐという選択肢もハードルが低くなるに違いありません。
そのために耕作放棄地の整備、傷や色味が原因で市場価値の落ちた生産物の買い上げ、
食品ロスの観点による予約優先のレストラン営業、瀬戸内地域メインとなる食材の仕入れを徹底するなど、
シナジー効果を生み出すためにできることに積極的に取り組んでいます。
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私に出来ることしっかり・・・サポートしていきます。